こんにちは、GOODLUCKです。
今日は「トレーニングを強いることが脳をダメにする」
そんなお話について
時々親御さんから「(子どもに)先生から家でトレーニングするように伝えください」と言われることがあります。
「できればトレーニングメニューを…」と言われることもありますが
そんな時はその子自身に「お母さんはこう言ってるけど、どうしたい?」と聞きます。
本当に必要性を感じている時は
「どんなトレーニングをすれば良いですか?」と
その子自身から聞いてきます。
取り組むのは本人で
親御さん、指導者ではないのです。
【目指すべき方向性と”練習の目的”は明確ですか?】
モチベーションテクニックで重要なポイントをお伝えします。
米国の臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグは
仕事への満足要因と不満足要因が別物であることを調査によって示しました。
人間の欲求には
苦痛を避けようとする「動物的欲求」と
精神的に成長しようとする「人間的欲求」の2種類があります
そして
「動物的欲求」にあたるものを「不満足要因」
「人間的欲求」にあたるものを「満足要因」といいます。
- 「満足要因」=動機付け要因
達成感、承認、仕事そのもの、責任、成長、昇進- 「不満足要因」=衛星要因
会社全体の管理・方針、現場の監督のやり方、現場監督者との人間関係、労働条件、給与、同僚や部下との関係、個人生活、身分、保障
職場に例えると
「給与」は「衛星要因」⇒不満足要因
「達成感」は「動機づけ要因」⇒満足要因
「給与」は低いと不満を感じますが、どんどん上げても満足度はそれほど上がってきません。
一方「達成感」を高めていくと働くモチベーションは高まっていきます。
親御さんが子どものトレーニングを管理することは
まさに「不満足要因」なのでモチベーションは高まりません。
メンタルトレーニングでは「満足要因」(動機付け要因)を内発的モチベーションといいます。
この内発的モチベーションが高まること(満足要因)で子供が自ら取り組み始めます。
子ども自身が目標設定を行い、現状の課題を分析し、それに対して必要なルーティン行動を設定していく。
それをサポートすることが我々コーチの役割です。
【パフォーマンスアップに必要な”育成行動の強化”とは?】
親御さんや指導者がやりなさいと伝えても
本人がその課題を感じなければ
メニューを渡したところで実効性のあるトレーニングにはなりません。
むしろ「実際はやっていない」のに
親御さんや指導者に気を使い「やった」とウソをついてしまうと罪悪感が生まれ
それにより自己肯定感は下がっていきます。
そんなウソは、本来必要ないですよね。
子ども達がウソをつくのは親御さんに
「怒られる」「悲しまれる」「否定される」などと思うケースがほとんどです。
やらせるのではなく
本人がやってみたいと思う環境作りが大切です。
お読みいただきありがとうございました。
参考文献
- 『仕事と人間性』(フレデリック・バーグ著.北野利信訳.東洋経済新報社)
- 『その「一言が子どもの脳をダメにする」』(成田奈緒子.上岡勇二.SBクリエイティブ)
- 『常勝のプリンシパル』(岩出雅之著.日経BPマーケティング)
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